LG電子は23日、グーグルと提携し、有機発光ダイオード(OLED)テレビの共同マーケティングを進めると発表した。 自ら発光する半導体であるOLEDは、別の光源を必要とせず、画面を薄く鮮明にすることができる。しかし、製造コストが高く、まだ市場の活性化にはつながっていない
 LG電子はインターネット検索大手のグーグルによる検索広告や動画サイト「ユーチューブ」を通じ、消費者にOLEDテレビを宣伝し、市場拡大に取り組む。不特定多数に向けた既存の広告とは異なり、消費者の状況に沿った情報を提供していく。




 例えば、10年前にグーグルのサイトで「テレビ」を頻繁に検索した消費者の場合、買い替え時期が近づいたと判断し、ユーザーの使用感や売り場に関する情報を提供する。
 また、半年前に集中的にテレビについて検索した消費者に対しては、最近新製品を購入したとみて、OLEDの包括的な長所を紹介する。