今年の株主総会は「ROE(自己資本利益率)総会」だった。ROEとは、株主から預かったお金(=資本)を活用してどれだけ利益を上げたのかを示す指標だ。税引き後利益を企業活動の元手となる株主資本で割って算出する。株主総会では、ROEが見劣りする企業のトップ選任議案に多くのノーが突きつけられた。90%の賛成が、経営トップが信認されたかどうかの目安になる。
 ROEブームの仕掛け人は安倍晋三首相である。昨年発表された日本再興戦略で、日本企業のROEを高めて海外投資家をもっと日本に呼び込もうと訴えた。
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