シャープは主に大規模太陽光発電所(メガソーラー)向けに販売する薄膜太陽電池の生産を停止する方針を固めた。薄膜太陽電池は主力の堺工場(堺市)で生産しているが、価格競争の激化で採算が悪化している。海外企業などからの外部調達による販売は今後も継続する。今後は住宅向けで需要が見込める発電効率の高い太陽電池に集中して収益改善を目指す。