2015年上半期の導入量は2.7GWで、GTM社は2015年の太陽光発電導入量を前年比16%アップの7.7GWと予想している。つまり、2015年下後半期のみで約5GWが設置されることになる。さらに、2016年の市場は、飛躍的に伸び12GWを超えるとも予想している。これは今後、月平均1GW規模の太陽光発電が米国に導入されることを意味する。



 GTM Research社でシニアアナリストを務めるCory Honeyman氏によると、電力購入契約済みプロジェクトのうち約6割は、州レベルで実施されている「再生可能エネルギー・ポートフォリオ基準 (RPS:renewable portfolio standard)」の義務量を満たすために使われると見られる。残りの4割は、火力発電の代替として契約されたものという。Honeyman氏は、「太 陽光発電システムの価格が下がり、発電単価が火力発電と同等か下回ってきたことで、RPSの枠外での導入も増えている」と言う。
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