日本精機はフロントガラスに運転支援情報を表示するヘッドアップディスプレー(HUD)で、2018年3月期に15年3月期比約2倍の120万台の販売を目指す。
安全意識が高まる中、HUDは高級車を中心に採用が進むと見られる。そのため日系と欧米の自動車メーカーへの受注活動を本格化し、世界トップシェア(現在は同社推計で約60%)を維持したい考えだ。



 日本精機のHUDの世界販売台数は15年3月期で63万台。16年3月期に80万台、17年3月期には100万台弱と好調に推移する見通しだ。販売が伸びる背景は市場拡大に加え、競合他社よりも画像が鮮明に見える同社技術が評価されているとみている。  
生産は高い品質を担保するため、高見事業所(新潟県長岡市)で行う。米国向けは中核部品を日本から供給し、米生産子会社で組み立てる。電波による影響など自動車メーカーが求める試験が行える環境が整いつつある。「自動車メーカーの仕様にこれまで以上にしっかり対応していく」(日本精機)とし、ユーザーニーズに徹底的に対応。受注の獲得につなげていく。