自社での自動車開発に備えて広大な走行試験場と交渉していることが判明しているAppleのティム・クックCEOがThe Wall Street Journal(WSJ)が主催する技術カンファレンスに登壇し、注目が集まる自動車開発やプライバシー問題、Appleの企業ビジョンなどについていろいろ語りました。


クック氏は「いま私たちが手がけていることは将来明らかになるでしょう。しかし、自動車業界はいま大きな変化を迎える岐路にさしかかっていると考えています。これは単にこれまでの進化の流れにある変化ではありません」と語っており、これはこれまで続いてきた自動車の進化から別の流れが生まれることを示唆する内容と考えられます。

 「将来の自動車では、ソフトウェアの重要性が次第に増していくでしょう。自律運転が重要さを増して行きます。そして自動車における多くの重要な技術は別の技術へシフトして行くでしょう。これまでの内燃機関に重点を置いた技術から、人々に強い感動を与える技術へというふうに。この業界では、大きな変化が起こるでしょう。大きな変化が」と強調し、来たるべき新しい自動車の世界を示す発言を残しました。
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