アップルのティム・クックCEO(最高経営責任者)がアイルランドのダブリン大学での講演会で、マイクロソフトのSurface Bookを「どっちつかずの中途半端な製品だ」と皮肉る発言をしました。おりしも近いコンセプトを持つiPad Proを発売直前に控えたタイミングで、強烈なライバル意識が伺えます。
ティム・クックはSurface Bookを「頑張りすぎている。タブレットとノートブックになろうとして、どっちつかずになった製品だ」と酷評。iPad Proにも跳ね返ってきそうなブーメランを恐れない大胆な発言です。


アップルとマイクロソフトが、iPadとSurfaceをめぐって皮肉を応酬し合うのもいつものこと。ティム・クックはWindows8発売の際に、タブレットと伝統的なパソコンを合体させたマイクロソフトのOSを「トースターと冷蔵庫を合体させるようなものだ」と発言。その3年後にマイクロソフトのWindows部門トップのテリー・メイソン氏が新製品発表会の直前に、「何か新しい物が飛び出すかもしれませんよ」とトースターと冷蔵庫を合体させたイラストをツイート。
Move to original source アップルのティム・クックCEO、マイクロソフトのSurface Bookを中途半端だと皮肉る