2015年のDSC用パネル生産は、LCD 4,031万枚、OLED 65万枚の計4,096万枚となる見通しである。前年から約2割の減産となるが、縮小ペースは緩やかになりつつある。
DSCメーカー各社はスマートフォンとの差別化を図るため、レンズ交換式カメラやハイエンドコンパクトカメラに注力している。また、廉価版のコンパクトカメラが採用していたQVGAスペックのTNパネルが減少、HVGA、VGAスペックのIPSパネルにシフトするなど、コスト重視から品質・スペック重視に部材の選定方針が変わりつつある。



パネルメーカーのシェアは、約4割を占めるジャパンディスプレイがトップ、残り6割をCPT、AUO、Innolux、GiantPlusなどの台湾勢が占める。ハイエンド製品向けはジャパンディスプレイが強いが、最近は台湾メーカーも広視野角、高画素パネルに対応している。
DSC用パネルの需要規模は縮小しているが、高付加価値品の比率が高まっていると言えよう。