中国の国有半導体大手、紫光集団が台湾の半導体パッケージング・テスティング(封止・検査)大手3社への出資を表明し、警戒感が広がる中、立法院では15日、経済部に対し同出資計画の影響評価を立法院に報告するまでは認可を見合わせることや、中国資本に台湾IC設計への出資開放を当面禁じる決議を来年度予算案に盛り込むことで与野党が合意した。
同決議は法的拘束力がある上、立法院は今週18日で閉会するため、紫光集団の出資計画と台湾IC設計開放の是非は、来年2月以降に判断が持ち越されることが確定した。16日付工商時報などが報じた。