2015年の国内LED照明市場は、YOY-2%の約3,660億円となる見通しである。
セグメント別では、LED照明器具が数量、金額共に堅調に推移しているのに対して、LED電球と直管形LEDランプは継続的な低価格化により金額規模の縮小が続いている。
こうした中、照明メーカー各社は「高演色」や「照明制御」といったキーワードを軸に、新たな付加価値を生み出す製品の開発に取り組んでいる。
照明用高演色LEDの開発に加えて無線通信やセンシング技術との連携が求められることから、照明メーカーはLEDメーカー、半導体・電子部品メーカーなどとの関係性を強化することが求められる。