海外の大手照明メーカーが、照明事業の再編を進めている。
世界最大手の照明メーカーであるPhilipsは、LEDを手がけるLumiledsと同社の自動車照明部門を、投資会社へ売却することを決定した。
さらに同社はOLED照明ビジネスを米国のOLEDパネル製造会社であるOLEDWorksへ譲渡している。今後は照明部門全体の分社化を計画するなど、急ピッチで照明事業の再編を進める。



Philipsに次ぐシェアを有するOsramは、蛍光灯や白熱電球など従来型の照明事業を分社化する計画を進めている。将来的には、自動車向けのLED照明や照明制御ビジネス、OLEDやレーザー照明といった次世代技術に注力する方針である。