パナソニックが2016年度中にも、国内市場に有機ELテレビを投入することを明らかにした。
 有機ELテレビは、コントラスト比が100万対1と高く、液晶が不得意としていた黒色の表示が鮮明で、薄型化が可能で低消費電力、視野角が広く家族全員で見るのにも適している-といった特徴がある。その一方で量産化が難しく、現在、テレビ向けの有機ELパネルの生産は韓国LG電子にほぼ集約しているのが現状だ。


ただ、同じパネルを使っていても、テレビの画質は大きく異なる。パナソニックはハリウッドの映画関係者と緊密な連携を取り、数十年間にわたって映像に関するノウハウを蓄積した同社ハリウッド研究所の知見を活用。独自の「4K Studio Masterプロセッサ」などによる画質改善や、かつてのプラズマテレビ開発で培った技術を活用した暗部階調表現の向上などを図っている。
同社では「ハリウッドの映画監督や撮影監督のビジョンを、より正確に表示できるのがパナソニックの有機ELテレビ。かつてはプラズマテレビによって深い黒を表現したが、有機ELテレビは、それを超える深い黒を実現。そして、プラズマテレビをやっていたからこそ、他社の有機ELテレビにはない画質を実現している」(パナソニックアプライアンス社の本間哲朗社長)と自信をみせる。
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