シャープは20日に臨時取締役会を開き、台湾・鴻海(ホンハイ)精密工業が提示した7000億円規模の経営支援策の受け入れについて協議する。
15日から交渉団を台湾に派遣し、鴻海と支援策の内容について詰めの交渉を行った。臨時取締役会で交渉結果を報告し、支援策受け入れに関する機関決定を行う可能性もある。



シャープは経営再建支援について、政府系ファンドの産業革新機構とも交渉を継続中。2月中に経営再建のパートナーを決定する意向を示しており、交渉は佳境 を迎えている。
一方、鴻海の郭台銘会長が18日、日本入りした。今回の来日はシャープ支援とは別の目的とされるが、急きょ、再度の直接交渉が始まることも あり得る。