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訪問した京畿道水原市のサムスン電子デジタルシティ内の映像ディスプレー研究所(R4)2階にある社内ベンチャー「クリエイティブラボ(Cラボ)」は騒々しかった。ここは過去10年(2006-2015年)間グローバル市場1位を守ってきたサムスンテレビが、今後10年間、神話を続けていくために設置したところだ。奇抜なアイデアを持つ職員がチーム員だ。このチームに与えられた任務は「従来のテレビではなく新しいテレビを作る」ことだ。


2000年代初め、ソニーのテレビ「トリニトロン」は越えられない壁だった。サムスンはこれを薄型デジタルテレビを前に出して乗り越えた。ついに2006年、サムスンは世界市場シェア14%で初めて1位になった。ワイングラスをデザインのモチーフとした「ボルドーTV」が大きく寄与した。
しかしサムスンの悩みも深まっている。2008年に1億台水準だった世界テレビ需要は2011年に2億台まで急増したが、2012年に突然ブレーキがかかった。昨年、世界のテレビ出荷量は2億2625万台と、2014年比でむしろ3.7%減少した。市場飽和で需要が限界に達したからだ。さらにハイセンス・TCLなど中国企業が急速に追撃している。
チョン・カンウクVD事業部商品戦略チーム長(副社長)は「1位を追いかけるのと1位として導くのは完全に違うゲーム」とし「消費者がどんな考えを持って何を望むのかという点から把握し、それに合う製品を作るために、仕事をする文化から変えるなど多様な試みをしている」と述べた。
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