旭硝子は車載ディスプレーの表面を保護するガラスの生産能力を2倍に高める。子会社の工場に新ラインを設け、4月から稼働を始める。投資額は数十億円を見込む。

 子会社のAGCディスプレイグラス米沢(山形県米沢市)で年間生産能力を2倍の400万~500万枚にする。化学処理で薄板ガラスの表面強度を高めるほか、太陽の反射光を拡散する機能を持たせ見やすくする。2017年をメドに、湾曲したデザイン性の高いガラスの量産も始める。



 旭硝子はスマートフォン(スマホ)を地面に落としたときに表面を保護するガラスを手掛けており、13年からは自動車向けも生産している。

 自動車では旧来のカーナビに限らず進路や走行情報を表示するディスプレーを載せる車種が増えている。スマホの表面保護ガラスで培ったノウハウを生かし、成長の見込める自動車向けを増やす。