この第三者割当増資の払込日が6月28日~9月5日の間となっており、今回さらにエンドを1か月ほど延期するようです。  この6月28日とは「シャープの定時株主総会終了後」という意味のはずです。
ということは、鴻海はシャープに1円も払い込んでいない段階で定時株主総会の承認を受け取締役会の過半数を握ることになります。そして、そこからはどんな鴻海寄りの機関決定もできてしまうことになります。


 そのため鴻海は事前に1000億円の保証金を差し入れることにはなっているようですが、取締役会の過半数を獲得することになっている鴻海がシャープにいくら保証金を払っても、実際には何の保全にもなりません。  
定時株主総会を経て3880億円を払い込む前にシャープを支配権を握った鴻海が、何をしてくるか!? まだまだ目が離せません。
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