台湾の鴻海精密工業の傘下に入るシャープは29日、企業再生ファンドが保有する250億円分の優先株を買い戻す方針を決めたと発表した。
取得時期などの詳細は今後詰める。優先株は配当が高く設定されており、早期に取得することで財務負担を軽減する。  



ファンドはメガバンクが出資する「ジャパン・インダストリアル・ソリューションズ」(東京)。財務状況が悪化したシャープに対する2250億円の金融支援の一環で、2015年6月に増資に応じていた。  
その後、この優先株を鴻海が買い取ることがいったん決まったが、出資額を1千億円減らした買収条件の変更の際に、計画を撤回していた。