シャープ本社台湾のホンハイ精密工業の傘下に入ることになった、大手電機メーカー、シャープは、経営の合理化のため売却した本社の移転先を大阪・堺市の工場とする方向で調整に入りました。
シャープは経営の合理化のため、ことし3月、大阪・阿倍野区の本社の土地と建物を家具販売大手のニトリホールディングスに売却し、移転先を検討してきました。
その結果、シャープは本社機能の一部を早ければことし7月にも堺市にある堺工場に移転する方向で調整に入りました。



堺工場は平成21年に建設され、液晶ディスプレーと太陽電池を生産していますが、このうち液晶を生産するラインは4年前から台湾のホンハイと共同運営していて、本社の移転によって連携を強めるねらいがあるということです。
また、シャープは経費の削減策として、東京・港区にある東京支社についても、賃貸ビルでコストがかかるとして、一部の機能を千葉市にある自社ビルに移す方針です。
シャープはことし3月期の決算で大幅な最終赤字に陥る見通しで、台湾のホンハイの傘下で一段の合理化を迫られることになりそうです。