悲観的な見方は、大きく2つの視点で、太陽光発電を巡る大きな流れを見誤っていると思います。1つは、国際的に温暖化対策が強化される中で、太陽光の位置づけはますます重要になっていくこと。そして、もう1つが、国内でインフラファンド市場が動き出し、ようやく個人が太陽光に投資できるようになったことです。
国内の太陽光はここ数年、急増していますが、ようやく20GWを超えた程度です。ここ数年の太陽光の伸びは、一時的な「ブーム」ではなく、本格導入のほんの入り口に過ぎません。次はまずベストミックスの64GWを目指し、その後もさらに増え続けていくと見るべきです。


我々の試算では、買取価格が20円/kWhまで下がっても、1kW当たり25万円の建設費で太陽光発電所を作れば、売電事業でIRRは3%台を確保できます。太陽光発電の建設コストは、当初35万/kW程度とされましたが、徐々に下がっています。ネクストエナジーではすでに25万円/kWを下回ることも容易です。
実際にどのくらいの利率になるのか注目されますが、市場関係者の間では、当初は堅めに見て、5.5%程度との予測もあるようです。ただ、インフラファンド市場が活発化するにつれ、リートと同水準の3%台の利回りに落ち着くと見ています。そうなれば、20円台/kWhの買取価格の下でも、新規案件を十分に開発できます。
Move to full article