自宅の一室が焼けたのは充電中の腕時計型端末「アップルウォッチ」が発火したことが原因だとして、愛知県春日井市の40代の男性が、アップルジャパン(東京都)を相手取り、部屋の修繕費など約156万円の損害賠償を求める訴えを名古屋地裁に起こしたことが分かった。地裁で10日、第1回口頭弁論が開かれた。
 訴状によると、同社は提訴前の昨年10月、原告男性に対し「火災は欠陥によるものではないと判断した」と回答したという。



 男性は昨年5月、名古屋市内の同社直営店でアップルウォッチを購入。専用充電器で充電していた同年9月14日未明、充電していた部屋から火柱が上がっているのを見つけて消火。けが人はなかったが家具や床が焼けたという。
 男性側は訴状で「本体内部から激しく燃えており、部屋にほかに火気を生じるものは一切なかった」として、出火元はアップルウォッチだと主張している。
 朝日新聞は同社にコメントを求めたが、10日夜までに返答はなかった。