amagasaki1_1パナソニックが薄型テレビ関連の大型遊休資産売却にメドをつけた。プラズマテレビ用パネルを生産していた尼崎第1、第2工場(兵庫県尼崎市)をシンガポール系投資会社のレッドウッド・グループに売却することが11日、明らかになった。
同第3工場は不動産投資顧問会社に、大阪府茨木市のテレビ工場は大和ハウス工業などに売却済み。今後も中小規模の資産売却を進め、自動車関連など成長分野への投資に振り向ける。



 パナソニックとレッドウッドは今夏にも正式契約を交わす。売却額は建物と土地の合計で百数十億円の見通しだ。土地を保有する関西電力も売却に応じる考えという。
売却する尼崎の2工場の延べ床面積は計34万平方メートル。レッドウッドは跡地に物流拠点を新設する。  パナソニックは2012年3月期からの2年間に巨額の赤字を計上し、尼崎工場など不採算の製造拠点の稼働停止と資産売却を進めてきた。
宇都宮市の平出工業団地にある工場跡地8.7ヘクタールを同市に売却することを決めるなど、各地で遊休資産を清算している。