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2000年代中盤に韓国メーカーが日本を上回った世界テレビ市場で、中国メーカーが占有率1位に向けて快進撃をしている。 中国政府の液晶表示装置(LCD)事業支援に力を得た中国メーカーが「プレミアム級」テレビ市場まで伺い、サムスン電子やLG電子との競争が本格化している。

 24日、市場調査機関のIHSが発表した今年第一四半期の世界テレビ市場出荷量報告によれば、韓国メーカーのサムスン電子とLG電子は合計で34.2%の占有率で1位を守った。 韓国メーカーは市場全体の3分の1以上を占め、毎年首位を守ってきた。 ところで注目すべきは、中国メーカーの急成長だ。 中国メーカーは第一四半期に合計31.4%の占有率で、韓国に2.8%p差まで迫った。 
 


2000年代中盤に韓国メーカーが日本を上回った世界テレビ市場で、中国メーカーが占有率1位に向けて快進撃をしている。 中国政府の液晶表示装置(LCD)事業支援に力を得た中国メーカーが「プレミアム級」テレビ市場まで伺い、サムスン電子やLG電子との競争が本格化している。

 24日、市場調査機関のIHSが発表した今年第一四半期の世界テレビ市場出荷量報告によれば、韓国メーカーのサムスン電子とLG電子は合計で34.2%の占有率で1位を守った。 韓国メーカーは市場全体の3分の1以上を占め、毎年首位を守ってきた。 ところで注目すべきは、中国メーカーの急成長だ。 中国メーカーは第一四半期に合計31.4%の占有率で、韓国に2.8%p差まで迫った。 中国メーカーの市場占有率は2014年(21.8%)、昨年(27.5%)伸びてきたが、四半期の占有率が30%を超えたのは今回が初めてだ。 北東アジア国家間の三巴構図を形成してきた日本メーカーは占有率が12.7%まで下がった。

 メーカー別に見れば、サムスン電子(21%)とLG電子(13.2%)を除いて二桁の占有率を持ったところはない。 しかし上位10企業中の半分は中国メーカーだ。 特に中国の大型家電メーカーであるハイセンス、TCL、スカイワースが最近2~3年間に大きく成長した。 占有率3位だった日本のソニーを昨年凌駕したハイセンスとTCLは、それぞれ5.6%の占有率を示した。 スカイワース(5%)はソニーとの占有率格差を0.2%pまで縮め追撃中だ。 IHSが昨年末に中国市場を除く50インチ以上(1000ドル以上)テレビ市場の占有率を調査した結果によれば、中国メーカーが輸出し販売したテレビは全体の8.3%程度だ。 電子業界関係者は「中国メーカーが内需市場を飛び出し、海外市場で本格的に販売を始める時からが本当の競争」と話した。

 こうした中で中国メーカーの海外進出も急速に進められている。 ハイセンスは北米市場攻略のために、昨年日本シャープのメキシコ工場を買収し、TCLも日本サンヨーのメキシコ工場を買い取った。 また、スカイワースはドイツの電子メーカーのメッツを買収しヨーロッパ市場への進出を準備している。 中国メーカーは韓国メーカーが注力している2500ドル以上の超高価格製品部門も狙っている。

 中国ケーカーが安価な液晶テレビを売り出すと、サムスン電子は量子ドットディスプレイを使ったSUHDテレビを出し、LG電子はOLED(発光有機ダイオード)テレビで差別化を図ってきた。 しかし、スカイワースが2014年にOLEDテレビの生産を始め、同じく中国のコンカ、チャンホン(長虹)がOLEDテレビ市場に参入したため格差は次第に縮まると見られる。