総務省は30日から、高画質な「4K」画質のテレビを売る販売店に、いま市販されているテレビだけでは2018年に始まる4K放送を受信できないことを客に説明するよう求める。夏のボーナス商戦で、受信機が別に必要なことを知らずにテレビを買う人が増えているためだ。



 4K放送は、8月から試験放送が、18年からは実用放送が、それぞれ衛星放送で始まる。ただ、視聴に必要な受信機はまだ開発段階で、市販は実用放送が始まる直前になりそうだ。メーカー担当者は「発売当初の受信機は、安くても数万円になる」とみる。

 店内にチラシを掲示したり、客に配ったりさせるとともに、口頭説明も求める。販売に水を差す懸念もあるが、「知らずに買って『だまされた』と感じる人が多数出てしまうことの方が問題」(総務省放送技術課)と判断した。