パナソニックは14日、オフィスなどの施設用発光ダイオード(LED)照明器具の生産能力を増強する方針を明らかにした。生産拠点の新潟工場(新潟県燕市)へ11億円を投じて設備の自動化などを進め、平成28年度の生産能力を前年度比30%増の500万台以上に引き上げる。



 施設用LED照明器具の販売は好調に推移しているが、普及率は2割弱にとどまることから、市場の伸びが期待できると判断した。  
パナソニックは30年度に照明器具事業の売上高を27年度比約25%増の4千億円に伸ばす計画を掲げる。実現に向け、国内のシェア向上を図るほか、LED照明器具の普及が見込まれるインドネシアで製品ラインアップの充実を通じて販売を拡大する。  
照明で培った技術を応用し、金属のタングステンをワイヤなどに加工する冶金(やきん)事業も本格展開する。