パナソニックは、ドイツ・ベルリンで9月2日(現地時間)より開催される国際コンシューマエレクトロニクス展示会「IFA 2016」の開幕前プレスカンファレンスにおいて、有機EL(OLED)テレビの新たなプロトタイプを発表。IFAブース内で披露した。  
パナソニックは、欧州において'15年より4K有機ELテレビ「CZ950シリーズ」を展開中。今回のIFAでは、“テレビ技術における次の大きな進歩のヒント”として65型4K有機ELテレビのプロトタイプを紹介。



 パナソニックはこれまで液晶やプラズマ、有機ELで“トリプルリファレンスクラス”の高画質化などを進め、“次のリファレンス”として、有機ELへの取り組みを強化していく方針を示している。今回披露された有機ELテレビのプロトタイプには、同社の画質に関するノウハウや、最新の映像処理技術の投入により「現行のCZ950を上回る、画質の限界を目指す」という。
パナソニックは、有機ELの次世代技術の一つとして、完全な黒と、その周辺の階調や色再現を向上する「Near Black」を追求。プラズマテレビの自発光パネル技術を、有機ELに適用することで実現するという。ピーク輝度も、従来の同社OLEDに比べ倍近くまで向上。  今回のプロトタイプの有機ELについて、新たな情報は今冬に案内すると予告。今後も改善に取り組み、プレミアムなテレビ視聴体験を有機ELで実現するとしている。