アップルは7日(米国時間)、スマートフォン新機種の「iPhone7」「iPhone7プラス」を16日に台湾を含む28カ国・地域で発売すると発表した。台湾が第1次販売国・地域に含まれるのは初めて。
アップル台湾公式サイトの予約受付開始は9日午後3時、本体価格は2万4,500台湾元(約8万円)から。耐水・防塵性能などマイナーチェンジにとどまったが、初の大画面化でよく売れたiPhone6発売からちょうど2年に当たり、買い替え促進が期待されている。中央社などが報じた。



 iPhone7は4.7インチ、iPhone7プラスは5.5インチでデュアルレンズカメラを搭載。▽ジェットブラック▽ブラック▽シルバー▽ゴールド ▽ローズゴールド──の全5色。ストレージ容量は32GB(ギガバイト)、128GB、256GBの3種類で、本体価格はiPhone7が▽2万 4,500元▽2万8,500元▽3万2,500元──でiPhone6sと変わらず、iPhone7プラスが▽2万8,900元▽3万2,900元▽3 万6,900元──でiPhone6sプラスより400元高い。ただし、iPhone7シリーズ発表に伴い、iPhone6s、iPhone6sプラスは 4,000元値下げされたため、価格差は4,000~4,400元となる。
 通信キャリア大手の遠伝電信(ファーイーストーン・テレコミュニケーションズ)は早速、16日から3日連続で午前8時から販売すると発表した。中華電信も同日8時から販売するが、例年のような予約販売イベントは開催しない。
 台湾大哥大(台湾モバイル)、亜太電信(アジア・パシフィック・テレコム)、台湾之星電信(台湾スターテレコム)を含めた大手5社の料金プランはきょう8日中にも発表される見込みだ。
  報道によると、鴻海精密工業の中国・河南省鄭州市にある工場から2日以降、iPhone7シリーズ37万台が欧米向けに出荷された。ただ、アップルウオッ チャーとして知られる元バークレイズ・キャピタル証券総経理の楊応超氏は、iPhoneシリーズ発売10周年に当たる来年の大幅モデルチェンジを期待して いるユーザーが多いと指摘した。
 また、中国の短文投稿サイト、微博(ウェイボー)では、発表前1カ月間のiPhone7シリーズに関するコメン ト数がiPhone6当時の15分の1で、中国ユーザーの関心は高くないようだ。2014年発売のiPhone6は中国で非常によく売れたものの、アップ ルは現在、売上高の4分の1を占める中国販売不振が原因で今年1~3月から前年割れが続いている。
 一方、インドでは昨年のスマホ出荷台数1億台 (前年比25%増)のうち、アップルの市場シェアは2%ながら前年同期比50%増えた。ハイエンド機種に限定すると、サムスン電子に次いで市場シェア 47%に上った。アップルの今年上半期のインド販売台数は130万台で前年同期比75%増だった。
 インドメディアの報道によると、鴻海は早ければ2~3年以内にインドでiPhoneを受託生産するもようだ。アップルと鴻海はノーコメントだ。