韓国南部の慶州(キョンジュ)で2016年9月12日午後7~8時にかけ、韓国では過去最大となるマグニチュード5.8と5.1の地震が相次いで発生した。
韓国の原発運営会社、韓国水力原子力(韓水原)は13日、同国南東部の慶州付近で12日夜に起きた2回の地震を受け、月城原発の1─4号機を停止したと発表した。
 これまでのところ負傷者は2人。深刻な損害は現時点で報告されていない。
台湾紙『経済日報』(9月13日付)は、パネル大手、韓国LGディスプレイ(LG Display=LGD)の慶尚北道亀尾(クミ)にある第6世代液晶パネル工場が被災した可能性があるとし、逼迫している32~43型パネルの需給がさらに深刻さを増すとの見方を示した。