東洋紡は、高機能製品メーカー。フィルム・機能樹脂事業では液晶用フィルムや自動車・電子部品向け成型材料、電子材料を販売。産業マテリアル事業ではエアバッグ用基布などを手掛ける。ヘルスケア事業では医療と医薬の高度化を支援。各市場でカテゴリーリーダー企業を目指す。神経再生誘導チューブ「ナーブリッジ」の海外展開に向けた準備を進める。
17年3月期は売上高が前期比3.5%増の3600.00億円、営業利益が同8.1%増の250.00億円、純利益が同28.1%増の130.00億円を計画。液晶用フィルム新製品の拡大、エアバッグや医薬などの増益を見込む。



8月5日に発表した第1四半期決算は売上高が前年同期比7.5%減の827.34億円、営業利益が同3.1%増の46.02億円、純利益が同5.7%増の24.30億円で着地。液晶用フィルム新製品が大手偏光板メーカー向けの出荷を軸に販売が大幅に伸びた。通期予想は据え置いている。

同社は、中期計画(14年度~17年度)を実行中。「海外展開の加速」、「新製品の拡大・新事業の創出」、「国内事業の競争力強化」、「資産効率の改善」、「グローバル経営機能の強化」の5つのアクションプランに沿って事業活動を進める。最終年度の営業利益目標は300億円。エンジニアリングプラスチック、エアバック、液晶用フィルムの海外展開・新製品が軸。将来的には売上高5000億円、営業利益500億円を目標とする。