デルタ航空の旅客機に持ち込まれたサムスン電子のタブレットから煙が出て、航空機が回航する事態が起きた。
  26日国会の国土交通委員会所属の崔仁昊(チェ・インホ)議員(共に民主党)と航空業界によれば、前日に米国デトロイトから出発してオランダのアムステルダムに向かっていたデルタ航空ボーイング767-400旅客機が機内で発生した煙によって英国マンチェスターに緊急着陸した。こうした内容はグローバル航空産業専門サイト「The Aviation Herald」を通じて知らされた。当時搭乗していた乗客は煙がファーストクラスの席から漂ってきて異臭がしたと伝えた。
 


整備チームは機内の座席下からサムスン電子のタブレットを発見し、この端末は発熱と共に煙が出る「熱暴走(thermal runaway)」現象を見せた。該当の航空機はマンチェスター空港に2時間30分間とどまり予定された時刻よりも3時間遅れてアムステルダムに着陸した。ABCニュースもデルタ航空と米国政府の高位関係者の言葉を引用して同じ内容を報道し、米連邦空港庁(FAA)が今回の事案を調査中だと伝えた。

  業界の関係者は航空機の座席の間に挟まったタブレット端末から煙が出たとみている。乗客が、タブレット端末が座席の間に挟まっていたことを知らずに座席を後ろに傾けてタブレットが破損し、バッテリーが外部衝撃を受けて発火したというものだ。リチウムイオンのバッテリーは激しい外部衝撃で破損する場合、爆発する可能性がある。サムスン電子の関係者は「バッテリーそのものの問題ではなく外部的要因による火災のようだ。詳しい調査結果を待っている」と話した。