来日した米アップルのティム・クック最高経営責任者(CEO)は日本経済新聞のインタビューで、スマートフォン市場の先行きやスティーブ・ジョブズ前CEOの思い出を語った。
――5年前にCEOに就任して以来、初めての来日です。サプライヤーの集積地であり、米国や中国に次ぐiPhoneの大きな市場である日本をどのように見ていますか。
 「日本は様々な意味で重要な国だ。早い時期から仲間のような意識を抱いてきた。デザイン面や美意識、また数多くの技術が日本で生まれている。日本には数多くのパートナーや部品のサプライヤーなどがいる。開発者のコミュニティーも非常に活発で、日本に来るのはいつも楽しい」


――横浜に研究開発拠点を設けるのはなぜですか。
「技術や人材の観点からみて、日本はカギを握る国だと考えているからだ。ここに拠点を持つことは理にかなっている。間もなく業務を始める予定で、非常に楽しみにしている。深いエンジニアリングを手掛けるが、(研究内容については今)明言することは避けたい。エンジニアリングやそのほかの面で非常に優れた国だから、ここに拠点を構える」
米アップルCEO「スマホ、まだ草創期」来日インタビューに続く