液晶大手ジャパンディスプレイ(JDI)の主要株主である政府系ファンドの産業革新機構が、JDIへの資金支援を11月にも決める見込みであることが28日、分かった。
 支援額は500億円規模になるとの見方がある。JDIは主力のスマートフォン向け液晶事業が中国や韓国勢との競争で苦戦しており、支援を機に新技術の研究開発を加速させる。
 革新機構が28日、支援内容を検討した。



 JDIは2013年に、国の主導でソニーと東芝、日立製作所の液晶部門が統合して今の形になった。15年には中小型液晶パネルで世界シェア(占有率)トップとなった。
 ただ、売上高の約半分を占める米アップルのiPhone(アイフォーン)向け部品の販売減などで、16年3月期連結決算は税引き後利益が2期連続の赤字となった。