加藤綾子sty1606020015-f2 中国のインターネット通販サイトの「独身の日(光棍節、11月11日)」特売セールでシャープのテレビ販売促進を図るため、鴻海科技集団(フォックスコン)は6日、中国の従業員に対し、1台当たり100~200人民元(約1,500~3,100円)の紹介手数料を支給すると発表。
従業員100万人のうち30万人がオンライン販売員の登録を完了した。シャープは70インチの4Kテレビ購入で60インチ機種を贈呈する「買一送一」キャンペーンも行い、中国での知名度向上、大型テレビ市場でのシェア拡大を狙う。7日付聯合報などが報じた。



シャープは11日、阿里巴巴集団(アリババグループ)の通販サイト、天猫(Tモール)の独身の日セールで、70インチの4Kテレビ(1万3,999人民元)を1台購入すれば、60インチの4Kテレビを贈呈する。市場関係者は、驚きの安さで、シャープの知名度向上に貢献すると予測した。

 アリババは2009年に独身の日セールを開始し、昨年は売上高が912億人民元に上り、今年は1,000億人民元が見込まれている。Tモールの独身の日セールに合わせて、鴻海集団の通販サイト、富連網も11日まで、期間限定キャンペーンを開催している。

 中国ではシャープの45~55インチテレビ需要が強い。鴻海は、富連網でオンライン販売員の登録を行った従業員の家族や友人知人が同サイトで購入すれば、紹介手数料を支給すると説明した。もし15台売れば紹介手数料は1.2倍、30台売れば1.5倍に増額する。商品の宅配やアフターサービスは富連網が担う。

 郭台銘(テリー・ゴウ)董事長は以前、中国メディアのインタビューで、中国ではこれまで10年で1,000万人がシャープ製品を購入しており、うち600万人以上がそれぞれ3人に紹介すれば、テレビが2,000万台売れると話していた。