Appleが米証券取引委員会(SEC)に提出した10-K報告書から、Appleが1年以上の期間に渡り、Samsungに「有機EL(OLED)と思われる部品」を発注していることがわかりました。

J.P. Morganが、AppleがSECに提出した年次決算報告書10-Kの内容を詳しく調べたところ、Appleが1年以上の期間に渡り、総額約40億ドル(約4,200億円)の発注を行っていることがわかりました。こうした発注はこれまで見られなかったことです。
 
その金額が第3四半期の「貸借対照表に記載されない項目」の額と同じことから、J.P. Morganのアナリストらは次期iPhoneのためのOLEDをSamsungに発注したのではないか、と推測しています。



アナリストらはこれまでにない長期しかも巨額の発注について、必要な数量の購入に加え、調達が難しくなる可能性のある部品を一括購入することで、金額面などで有利な条件を引き出す目的があるのでは、とも推測しています。OLEDの製造は難易度が高く、歩留まり向上が難しいと言われています。
 
ただし発注先はSamsung 1社でない可能性もあります。シャープやジャパンディスプレイも、OLED製造へと移行しつつあるからです。
 
2017年または2018年発売のiPhoneは、OLEDディスプレイを搭載するとの噂が流れています。現在AppleがOLEDを使用しているのはApple Watch、そしてこのほど発売されたばかりの新型MacBook Proが搭載するTouch Barです。