サムスン電子が、電装を専門に手掛ける米国企業ハーマン(Harman)を電撃的に買収した。

 サムスン電子は14日の理事会で、コネクテッドカー(Connected Car)やオーディオ分野の専門企業ハーマンの買収を議決した。買収額は1株112ドル(現在のレートで約1万2058円。以下同じ)、総額80億ドル(約8613億円)。これは、韓国企業による海外企業の買収・合併(M&A)としては史上最大規模。



 ハーマンは、コネクテッドカー用のインフォテインメント、テレマティクス、セキュリティ、OTA(Over-The-Air。無線通信を利用したソフトウエアのアップグレード)ソリューションなど電装事業分野におけるグローバルなトップランナー企業で、売上は70億ドル(約7536億円)、営業利益は7億ドル(約754億円)=直前12カ月基準=に達する。

 サムスン電子は今回のハーマン買収を通し、年平均9%という急速な成長を遂げるコネクテッドカー用電装市場において、グローバルなトップランナー企業へと跳躍できる基盤を整えた。