現在のところ、国内で有機ELテレビを販売しているのはLGのみ。テレビ用有機ELパネルを製造できるのは世界でLGディスプレイしかなく、同じグループの会社から調達したパネルを使って有機ELテレビを販売している。日本国内で販売開始したのは2015年のことで、以来1年以上が経過した。
 自発光パネルと聞いて、プラズマを思い出す方も多いことだろう。すでにプラズマテレビの国内販売は終了しているが、その映像美に魅せられたAVファンは数多く、根強い愛好者を多く抱えている。
今回はそのKUROを日本で一番多く売った販売店として知られ、現在は有機ELの映像に惚れ込んでいるという岡山の家電販売店「イチデン」社長の市川耕治氏、LGの日本における研究所、LG Electronics Japan Lab(株)(以下ジャパンラボ)の上席研究員である直井啓二氏、そしてオーディオビジュアル評論家の鴻池賢三氏が対談。有機ELの先駆者であるLGのOLED TVシリーズについて語ってもらった。


それはパイオニアさんから直接聞きましたから、間違いないはずです。KUROの最終販売が2009年にあったことを覚えていらっしゃいますか? それ以来7年間、私のお客様は美しい映像を渇望していたんです。飢えていたんです。私自身、液晶テレビしかないから、仕方なくそれを売っているような状況でした。
私も先ほどじっくり映像を見せて頂きましたが、自発光である有機ELならではのポテンシャルの高さを改めて実感できました。 それに加えて最新の有機ELテレビは、初期モデルに比べて飛躍的な進歩を遂げていますね。たとえば一つ例を挙げると、ユニフォーミティーがすごく良くなっていると感じました。
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