EMS(電子機器の受託製造サービス)世界最大手、鴻海精密工業がベンチャー投資を強化している。
19日付経済日報などによると、12月初めに米国系ベンチャーキャピタル(VC)の中国法人、美国国際数据集団(中国)(IDG)、中国・広東省珠海市の華発集団と共同で、中国(広東)自由貿易試験区(広東自貿区)の対象地域の一つである同市の横琴新区に、総額14億人民元(約237億円)規模のVCファンド「愛奇華康」を創設。



規制緩和を行うモデル地区として開発が進む横琴新区で、医療・健康、クリエーティブ、イノベーションなどの分野に投資していくという。
 ファンドの資金規模14億人民元の内訳は10億人民元と6,000万米ドル(約70億4,000万円)で、うち米ドル分を鴻海グループが出資したとみられている。
 今年9月には鴻海を中核とする富士康科技集団が、中国のインキュベーター「創新工場」が設ける3億米ドル規模のファンドに出資を決めている。