シャープは5日、台湾の鴻海(ホンハイ)精密工業と共同出資するテレビ向け液晶パネル生産会社、堺ディスプレイプロダクト(SDP、堺市)の新規株式公開(IPO)を検討すると明らかにした。
SDPは昨年末、中国の広州市に世界最大級のパネル工場を新設すると発表。今後の積極投資を控え、資金需要が高まるとみられる。



 シャープ首脳は同日、SDPの上場について「これから考える。広州の工場はSDPの子会社になるだろう」と記者団に語った。上場する証券市場や時期については明言していない。鴻海側はSDPに出資した2012年にも将来の上場に意欲を見せていた。昨年末にはシャープのSDP保有株の一部を鴻海が買い取り、SDPを子会社化した。
 広州の新工場はSDPと広州市政府が共同で約1兆円を投じ、18年秋の生産開始を目指している。