0123-12-1-L台湾の鴻海(ホンハイ)精密工業は22日、台北市内で春節(旧正月)を前にした社員向けの忘年会を開いた。買収したシャープの創業者である早川徳次氏の孫らを招き、会場にはシャープの歴史を紹介するブースも設けた。
郭台銘董事長は「早川氏の一族の精神に感動している」と述べ創業時の精神を継承していくことを強調した。
鴻海の忘年会は毎年の恒例で、社員やその家族ら約3万人が参加した。招待を受けた早川氏の孫である早川誠次氏は、シャープのロシア子会社のトップを務めている。
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 郭氏は「もっと大きな仕事へと異動させる」との考えを示した。冒頭に来賓として早川氏らを紹介したり、特設ブースを一緒に歩いて記念撮影したりして手厚く歓迎した。

 「SHARP博物館」と題したブースでは、早川徳次氏が自ら書いた「忍」「至誠」という言葉などを展示した。郭氏は「シャープから多くのことを学んだ。(シャープを傘下に収めた投資は)将来に向けて正しい戦略だった」と語った。

 また郭氏は冒頭のあいさつで、鴻海が2016年度に上場以来初めて減収になったことについて「リーダーとしてすべての失敗は私が責任を負う。言い訳はしない。申し訳ない」と陳謝した。