▼ 17年の事業環境をどう見ますか。

 「液晶パネル製造装置などエレクトロニクス機器は、15年以来、中国で活況が続いているが、17年は沈静化に向かうのではないか。プラントエンジニアリングは医薬・医療関連、ファインケミカルとも明るい状況だ。当社が得意とする分野、規模のプラントに対するニーズは手堅い。心配は産業機器関連で、FA、自動化機器は苦戦している。電池材料やバリアフィルム関連装置を強化することで補いたい」



 ▼ 中期経営計画が今期で終了します。

 「16年度売上高は9期ぶりに1000億円台となり、営業利益は目標の40億円を上回る。受注は1100億円の見込み。受注残も1年分の売上高に近い水準となる。経営指標はほぼ目標を達成した。液晶パネル塗布装置に多くを依存していた事業構成もバランスが良くなっている。次期中計は20年度までの4年計画とする考えで、売上高1200億円、営業利益60億円を最低ラインとする」

 ▼ 次期中計の重点課題は。

 「当社の売上高の30%は東レ向け。親会社の要請に応えることは最優先課題。東レは次期3年間で5000億円の投資を実施することを発表しており、国内投資も増える。東レの各工場の保全業務も行わなくてはならない。万全の態勢で臨まなくてはならない。また、外販事業強化を目的とした課題として、IoT(モノのインターネット)、ライフイノベーション、複合材料、検査装置の4分野の製品開発、新規事業化を進めていく」

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