韓国LG電子は8日、3億ドル(約330億円)を投じて米国法人の新社屋をニュージャージー州に建設すると発表した。現行社屋の2倍近い1千人が勤務可能なビルを2019年に竣工し、同州に点在するグループ会社を集約する。北米はLGの売上高の約3割を占める主要市場。業務の効率化で成長を目指す。

 新社屋(延べ床面積6万3千平方メートル)は、電機大手のLG電子のほか、太陽光発電事業や化粧品事業を手掛けるグループ会社が入居する。7日(米国時間)の起工式に出席した米国法人トップのジョ・ジュワン専務は「新社屋を顧客が羨望するLGブランドを作る契機にしたい」と語った。



 トランプ米大統領は企業に対し、米国での積極投資と雇用創出を求めている。LG電子は新社屋について「以前から計画しており、トランプ大統領の発言とは関係が無い」としている。

 韓国企業では、現代自動車グループが1月、米国に31億ドルを投資する方針を示したほか、このほどサムスン電子も新工場建設の検討に入った。LG電子が家電製品の新工場建設に動くとの見方も出ている。