samsung keizai1_170210テレビ業界の画質競争が激化している。特に、サムスン電子とLG電子はそれぞれ新製品を発表し、2億台を超える今年のテレビ販売で覇を競い始めた。

サムスン電子の新製品は量子ドット技術を活用した世界初のQLEDテレビ。LG電子はナノ技術を適用したナノセルテレビ。共に色再現を極限にまで高めた高画質をアピールしている。  

世界テレビ市場は8年ぶりに到来した買替周期を迎え、需要増大が期待されている。市場調査機関のIHSによると、世界のテレビ販売台数は2億2733台が見込まれ、昨年より1・4%増加する見通しだ。2014年以降落ち込んでいたが、3年ぶりの回復だ。



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LG OLED TV keizai2_170210 テレビの買替周期は通常8~10年だ。前回の2009年は世界金融危機の景気沈滞期でもテレビ市場だけは成長した。米国ではアナログ放送をHD(高解像度)に転換し、サムスンとLGのテレビが爆発的に売れた。それから8年。テレビの大きさは30㌅から40~50㌅へと急速に大型化している。

 IHSは今年を起点に2019年まで世界テレビ販売台数は2億5000万台にまで拡大すると予想している。こうした中、サムスン電子とLG電子は、先月ラスベガスで開かれた家電見本市で新製品を発表し、先端テレビでの競争の幕を切った。