米国政府の保護貿易州の圧迫に苦しめられているサムスン電子が、米国家電工場の設立検討について言葉を濁した。
 サムスン電子生活家電事業部長ソ・ビョンサム副社長は9日、ソウル市内で洗濯機新製品発表のメディアデーで、「米国家電工場の設立は、現在検討中」とし、具体的な言及は避けた。



  ソ副社長は「生産拠点はグローバル競争力をいつも観察し、研究しながら流動的に動くことが一つの戦略」とし、「サムスン電子も、中長期拠点戦略に沿って、米国にも製造工場を建設しなければ、という観点から検討しているが、詳細は決定した後に明かす」と説明した。