大日本印刷(DNP)は18日、中国で米フォトロニクス(コネティカット州)と合弁会社を10月に設立すると発表した。中国の半導体メーカー向けに半導体用フォトマスクを製造・販売するため、中国に新工場を建設する。
投資額は今後5年間で1億6000万ドル(約177億円)を見込む。6月に着工し、2018年12月の量産開始を目指す。 新会社の名称は「フォトロニクスDNPマスクアモイ」。福建省廈門市に設立する。資本金は未公表で、出資比率はフォトロニクスが50・01%、DNPは49・99%。社長は未定。

DNPとフォトロニクスは、14年から台湾に半導体用フォトマスクを製造・販売する合弁会社「フォトロニクスDNPマスク」を運営している。増産対応のため新工場の内部設備は、台湾工場と同様の設備を想定する。
半導体用フォトマスクは現地生産による短納期対応と安定供給のニーズが高まっている。さらに今後も半導体生産における中国市場は大きな成長が見込まれるため、工場の新設に踏み切った。
中国における半導体生産能力は、20年には世界生産能力の約20%を占めると予測されている。