シャープが親会社である台湾の鴻海(ホンハイ)精密工業と共同で検討している米国の液晶パネル新工場について、中小型パネルの生産拠点を軸に検討していることが20日分かった。
テレビ用大型パネルよりも主力のスマートフォンや自動車などの分野で需要が開拓しやすいと判断した。
米工場には総額8千億円規模を投じる計画。
中小型の生産に適した第6世代(G6)と呼ぶ大きさのパネルの生産拠点を整備する方針だ。
また26日に発表する2017年度から3年間の中期経営計画で戦略分野の新組織を設ける方針。あらゆるモノがネットにつながる「IoT」関連と、超高精細の8K映像技術を対象に事業本部を横断した戦略推進室を設け事業拡大につなげる。
Comment
コメントする