アップルが新本社「アップル・パーク(Apple Park)」を建てるため、2006年に土地を購入してからはや10年。建築費約50億ドル(約5700億円 )といわれるアップル・パークに、社員の入居も始まっている。

しかし、次期iPhoneなどの新製品発表や会見に使われると予想されている施設「Steve Jobs Theater(スティーブ・ジョブズ・シアター)」は未完成だ。
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スティーブ・ジョブズ・シアターは全面が曲面ガラスで覆われた建物を、カーボンファイバー製の円形の屋根がはみ出るように覆っており、印象的な外観となっている。 そして内部に講堂が造られているようだ。

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プロジェクトに携わった建築家たちは、スティーブ・ジョブズ・シアターがMacBook Airをモチーフにデザインされたと、ウォール・ストリート・ジャーナルに述べている。また、建築家たちは、建物のガラス面をつなぐワイヤーを隠すように指示されており、壁1つとっても、アップルの細部に対するこだわりがうかがえる。

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