ジャパンディスプレイ(JDI)は米国ロサンゼルスで開催中の学会「Society for Information Display(SID)」(2017年5月21~26日)の展示会で、透明ディスプレーや反射型液晶など最新の先端技術を展示し、来場者を注目を集めている。  

透明ディスプレーは、2017年1月に同社が開催した技術展で一部の招待者に向けて発表したもの(関連記事)。広く一般に公開するのは、今回のSIDが初めて。専門家の評価は高く、主催者のSIDは最も優れた展示として、表彰した。今回は、透明ディスプレーを4枚並べて部屋の窓に見立てた展示も行っている。同社はこの技術の詳細を、現地時間の26日に発表する予定である。



反射型液晶ディスプレーは、2016年に披露した25型から32型に大型化した。さらに、フロントライトを付けて、屋外のように明るい環境だけでなく、屋内の暗い環境でも表示画像が見られるようにした。多くの見学者が、反射型の画像について「明るくきれい」と評価していた。液晶パネルとフロントライトの間を光学接着剤で埋めることで、光の反射を抑え、画質劣化を低減しているという。同社はこの技術の詳細についても、現地時間の26日に発表する予定である。

 JDIの展示ではこの他、立体視が可能なライトフィールドディスプレーや、空中ディスプレー、低温多結晶Si(LTPS)TFT基板を用いて超高精細にした電子ペーパーなどが注目を集めていた。