欧州の太陽光発電関連の産学官で形成するソーラーパワー・ヨーロッパ(旧欧州太陽光発電産業協会)は30日、2016年の世界の太陽光発電設備の新規導入量が前年比49.6%増の7660万キロワットと2年連続で過去最高を更新したと発表した。
中国が3450万キロワットで全体の45%を占めた。地域別の累積導入量でもアジア大洋州が欧州を抜き世界最大になった。



 16年の国別の新規導入量は、中国は128%増と急増した。2位は米国で97%増の1480万キロワット。日本は大型案件の承認が遅れた影響などで860万キロワットと22%減り3位。4位には125%増のインドが浮上した。

 16年末の世界の累積導入量は3億650万キロワット。10年で46倍になった。16年の累積導入量シェアは中国が25.3%を占め、日本(14.0%)、米国(13.8%)と続く。ドイツ(13.4%)は前年の2位から4位に転落した。太陽光発電の中心市場は欧州からアジアに移ったことが鮮明になった。

 21年までの世界市場予測では、楽観的でも悲観的でもない中間のシナリオで17年の新規導入量は5%増の8050万キロワットになると見通す。21年末の累積導入量は16年比2.3倍の7億キロワットと成長が続くと予測している。