アップルは16日、ソニー・ピクチャーズテレビジョンのベテラン幹部2人を採用したと明らかにした。ハリウッドの映画業界やオンライン逐次再生(ストリーミング)サービス各社がひしめく、独自テレビ番組制作への進出を加速する。
 2人は2005年以降社長を務めてきた、ジェイミー・エリック、ザック・ヴァン・アンバーグ両氏だ。
アップルの声明によると、動画番組制作全般を監督する新たな役職に就く。
アップル幹部は両氏について、世界で最も才能に恵まれたテレビ業界幹部で、黄金時代到来に寄与したと説明した。 アップルは先週、リアリティー番組「アプリケーションの世界(Planet of the Apps)」で同分野に参入した。 ハリウッドはこれまで、アップルの独自動画シリーズ市場参入を待望していた。