韓国サムスン電子は米サウスカロライナ州にオーブンレンジなどをつくる家電工場を建設する方向で最終調整に入った。投資額は3億ドル(約330億円)程度のもよう。
文在寅(ムン・ジェイン)大統領が28日から首脳会談のために訪米するのに合わせて発表するとみられる。

 
米建機大手のキャタピラーが同州ニューベリー市で操業する工場をサムスンが買い取り、早ければ来年に家電工場にリニューアルする。
オーブンレンジのほか、洗濯機をつくることも検討する。同市は500人前後の新規雇用効果を期待しているとされる。  サムスンは今年2月、トランプ米大統領のツイッターの呼びかけに応える形で、米国に家電工場を新設する方針を明らかにしていた。