Galaxy S8の最大の特徴は、本体の大部分を覆う有機EL(OLED)ディスプレーだ。同社の有機ELディスプレー技術を最大限に生かした、他の端末にはないオリジナリティーを持ったスマホとなっている。  サムスンのGalaxyシリーズは近年、曲面の有機ELディスプレーの採用やソフトウエアの作り込みもあり、世界販売台数トップを争う大手メーカーに成長していた。
Galaxy S8最大の特徴は、本体の大部分を覆う5.8インチの有機ELディスプレーだ。比率が「18.5:9」と、一般的な16:9のディスプレーよりも縦長だ。画面が広いぶんSNSやブラウザー、マルチウインドーを利用しやすいのはもちろんだが、この画面比率は、動画配信サービスで映画を再生してこそ真の価値が見えてくる。


この画面サイズの端末を1〜2年前に出しても、まだ早いという評価だっただろう。だが、今ではすぐに「Netflix(ネットフリックス)」「Amazonプライム・ビデオ」などの動画配信サービスで、数多くの映画や番組を高画質に楽しめる。高コントラストかつ豊かな階調の「HDRムービー」のスマホ向け配信もGalaxy S8で再生可能だ。
 本体のほぼ全体が画面で覆われたGalaxy S8を見ると、iPhoneなどの端末デザインと比べて違和感があるかもしれない。だが使ってみると、多くの情報を一度に表示できる大画面は、普段の利用でもかなり快適だ。昔のケータイの小さい画面からスマホの大画面へ移行したときと同じように、画面の小さなスマホには戻れなくなってしまう。
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